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政男兵記―私の前世は日本兵―

日本兵だった前世の記憶を掘り起こし、かつての人生を思い出していくブログ。

私の前世は政男という日本兵だった?

 人との出逢いは、いつどこで起きるかわからない。
 友達、恋人、同僚、近所の人――。
 人間生きていると、楽しい人、素敵な人、嫌な人など、とにかく色々な人と出逢う。
 
 でもそれは、生きた人間だけとは限らない。
 とっくの昔に、遠いどこかで亡くなった人とも、
 ある日突然どこかで出逢うことがあるのだ。
 
 それは夢の中、或いは既視感や根拠のない記憶の中で。
 
 私、転生野ソルジャーが運命か或いは偶然出逢ったその人は、
 もう半世紀以上も前に亡くなった人。
 
 その人は鉄砲を持った、若い日本の兵隊さん――。
 
 
 
 彼の名は、政男。
 
 彼は、私の魂の先祖かもしれない。
 
 
 ◇ ◇ ◇
 
 
 一週間くらい前のこと。
『前世退行誘導』という胡散臭い動画をYouTubeで見た時から、全てが始まりました。

 初めは、ほんの興味本位でした。

 前世退行誘導?

 なにこれ、ウケる。
 
 私はオカルトが好きで怖い話などをよくネット見たりします。
 前世などのスピリチュアルの話題も、然り。

 遊園地のアトラクションを楽しむような感覚で、私はその動画を見ました。
 まさか、あんな目に遭うとはこの時微塵にも思っていませんでした。
 
 その動画は催眠術?をかける人の言葉を聞きながら、リラックスした状態で瞑想をするというもの。
 
 私は部屋を暗くして寝床に横たわり、試しにその動画を見てみることに。

 身体中の力を抜いてくださいから始まり、それから
 あなたの身体に光が満ちていく~とか、
 平和と愛が~とか、
 色々胡散臭い(笑)言葉が続きましたが、不思議と私はリラックスしていきました。
 
 やがて心と身体がとても穏やかになっていった時、階段を下へ下がっていくイメージを浮かべてくださいと言われ、私はその通りにしました。
 そして一番下にある扉を開いてください、と言われて開き、中へ入ると……なんだか、気持ちと意識がぼんやりしてきました。
 
 微睡みに包まれ、しばらくすると――
 
 突然、視界全体が真っ赤な炎に包まれました。
 そして、男たちのワァァァァッ!という凄まじい悲鳴が脳内に響きます。
 断末魔か、雄叫びかわからない悲鳴が。
 音も映像も、凄くリアルでした。
 途端、全身からどっと汗が吹き出ると同時に、わけのわからない感情に駆られて私は泣き出し、意識が現実に引き戻されました。
 
 そのよくわからない感情は収まることなく、私を苛み続けました。
 私はわけがわからないまま号泣しました。
 親がすっ飛んでくるんじゃないかというくらい……。
 
 その時、私ではない何者かが脳内で囁きました。
 
 
 ……俺は軍人だ。
 ……俺は軍人だった。
 
 ……たくさん死んだ。
 ……いっぱい死んだ。
 
 
 男性の声でした。
 それは幻聴のようにはっきりとした声ではなく、「眠いなぁ」「あれ食べたい」と思った時に聞こえる心の声のようなものでした。
 
 暫しするとわけのわからない感情は薄らいでいき、私は泣き止みました。
 そしてなぜか、とても冷静な気持ちになりました。
 まるで私ではない何者かに、心を支配されているかのよう。
 目を開けると、なぜか意図せず睨むような目付きになりました。
 
 そして数分後、ようやくまともな思考ができるようになりました。
 
 何?
 私はなぜ泣いたの?
 どうしてこんなに汗だくなの?
 それに、脳内で聞こえた悲鳴と謎の心の声は何?
 
 困惑しながらあれこれ考えていると、一つの結論が弾き出されました。
 
「前世の記憶」
 
 前世退行誘導で、それが引き出された――?
 
 嘘でしょ。
 妄想じゃないの?
 ノンレム睡眠状態の覚醒と微睡みの中間で見た明晰夢みたいなものじゃないの?
 いや、だったら何で号泣したり汗だくになったりするの?
 頭が酷く混乱しました。
 
 とにかく……私が体験したことは、
 妄想や夢にしてはあんまりにもリアルすぎました。
 
 それに、私の頭の中で聞こえたあの男性の声は何?
 
 俺は軍人だ、って……どういうこと?
 
 仮にも、あの声が前世の人のものならば……。
 私は生まれる前、ドンパチをやっていた人ってことですか?
 
 いや、そんな馬鹿な。
 軍人なんて、私には無縁過ぎますよ。
 だって体育やスポーツ大嫌いだし、人の話聞けないし理解できないし、言われたことはすぐ忘れるし、とても軍人の生まれ変わりとは思えないほどお馬鹿です(笑)
 
 でも、私は確かにわけのわからない感情に翻弄されて号泣しました。
 だから、「俺は軍人だ」というあの言葉を百パーセント否定することはできませんでした。
 
 本当に私の前世は軍人?
 妄想じゃないの? 本当は、私のただの思い込みが生み出した錯覚じゃないの?
 普段からミリタリー系小説は結構読んでいるし、それに影響されただけじゃないの?
 理性はひたすら私にそう訴えかけます。
 
 しかし、その訴えを鵜呑みにすることはできませんでした。
 
 俺は軍人だ、と私にそう言ったあなたは誰なの?
 
 私はぼんやりとしながら、心の中で《彼》に聞きました。
 
 すると、すぐさままた自分のものとは思えない心の声が聞こえてきました。
 

 
 
 
 ――まさお。
 
 
 
 
 ――政治の政に、男って書いて《政男(まさお)》。
 
 
 
 《彼》はご丁寧に漢字まで教えてくれました。
 名字はこの時、わかりませんでした。
 
 政男?
 それがあなたの名前?
 あなた、誰?
 
 あなたは前世の私ですか?
 
 
 名前が日本人で、軍人……。
 
 自衛官
 でも、自衛隊は軍じゃないし。
 それに、謎の体験で見たイメージには物騒な炎の光景と悲鳴が。
 そして声が言っていた、たくさん死んだ、いっぱい死んだという言葉。
 
 もしかして、あのイメージは戦争?
 自衛隊は戦争したことないし、ということは……。
 
 旧日本軍?
 
 そっちのほうが、炎と悲鳴の物騒な光景、軍人というイメージがとてもしっくりきます。
 
 政男というその男性は、
 半世紀以上も前に、旧日本軍に所属していた軍人なのでしょうか?
 
 この時はまだまだ証拠不充分で詳しいことはわかりませんでしたが、
 後々、私は様々な不思議な体験をしていきました。
 
 次回に続きます。



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