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政男兵記―私の前世は日本兵―

日本兵だった前世の記憶を掘り起こし、かつての人生を思い出していくブログ。

独りぼっちは嫌であります。皆に会いたい。

 今日もふとした拍子に、政男さんの寂しさが爆発して号泣してしまいました。
 今回は初めて、目が真っ赤に腫れるほど大泣きました。
 政男さんの記憶と感情が鮮明になっていくにつれ、込み上げてくる衝動は日に日にリアルになってきています。

 寂しさのあまり号泣している最中、政男さんの感情に支配された私はこう言いました。


 ――上田上官殿、丸山伍長殿……皆どこに行ったでありますか。自分だけ取り残されるのは嫌であります。俺を独りにしないでくださいよ……!


 この時初めて、政男さんは上田上官以外の仲間の名前を口にしました。
 強烈な感情に駆られた反動で、仲間の名前を不意に思い出したのかもしれません。

 丸山伍長。
 初登場のこの人は、政男さんの部隊に所属していた方なのでしょうか。

 丸山伍長、という方には深い懐かしさと親しみを感じました。彼とはいつも一緒だったような気がしました。たぶん、政男さんの友達だったのかもしれません。
 以前に名前と顔だけ知り得た上田上官には、友人というより威厳ある格好いい上司であり、恩師という印象を覚えます。上田上官は、政男さんが尊敬していた方なのかもしれません。

 それからしばらくして寂しさがおさまり泣き止んだ後、政男さんは仲間たちの名前を思い出そうとしました。

 ――上田上官殿、丸山伍長殿、山内……うーん、山内は誰だったけな。山内小隊長? 山内中隊長? いや……わからん。山内隊長、山内部隊……山内部隊、山内部隊……俺の部隊の名前、山内部隊だったっけ? 嗚呼、わからねぇ。

 山内、という名前も初登場です。しかし、山内という人が誰だったかは思い出せません。山内小隊長、山内中隊長、山内部隊……と彼は色々候補を並べましたが、結局わからなかった模様。

 いずれにせよ、政男さんは仲間の名前を思い出せたので、私の潜在意識の中には仲間たちの名前がまだまだたくさん隠れている可能性は大です。

 落ち着いた政男さんは、私の心の中で寂しそうに呟きました。

 ――皆、死んだのかなぁ?
 ――それとも、生きてるのかなぁ?
 ――いや、仲間はほとんど死んだかもしれない。俺の部隊は壊滅したかもしれない。
 ――鮮明には覚えてないけれど、最後の時は四方八方が火の海だったような気がする。空も、街も、全部真っ赤になって、あちこちを火の粉が舞って俺の頬を焼いていたような。
 ――日本空軍だか陸軍航空隊だかが支那の街を一気に爆撃して、焼き付くして、市民も、敵兵も、味方の皆も死んだかもしれない……うーん、そんな気がするなぁ。
 ――もし部隊があの火の海で死んだなら、皆の亡霊はまだ支那にいるかもな。いや、天国に行けたのかな。そして俺みたいに、どこかで別人に生まれ変わったのかな。

 政男さんや部隊の仲間は、日本軍の爆撃した支那の街で死んでしまったのでしょうか。
 上田上官殿も、丸山伍長殿も……皆もうこの世にいないのでしょうか。
 天国で彼らに会えたのかもしれませんが、政男さんは覚えていないらしいので、仲間に会えない寂しさを感じずにはいられないとのこと……。

 私は、もし可能ならば政男さんを仲間に会わせてあげたいですね。部隊の皆の名が刻まれた慰霊碑でもあればいいのですが……そこはまだわかりません。後々わかるかもしれません。いずれ判明すればいいですね。

 現在は、政男さんが初年兵教育を受けた基地や部隊がどこだったかについて調査中です。
 政男さんの出身地が《三重県の上野町》だとわかったので(確定はしていないけれど)、三重県にあった各日本陸軍基地を一つ一つググっています。
 ただし、三重県は当時日本軍の基地や工場だらけ、いわゆる軍都っていう場所だったらしいので、膨大な数の軍事施設があってなかなか的を絞るのが難しいですね。
 しかし、政男さんは三重県の千草という場所にあった陸軍基地に興味を示しました。もしかしてそこなのかな? よくわかりませんが……。

 また何かわかったら記事にします。




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